フラワー教室の生徒数アップに覆面調査を活用!

フラワー教室を運営していて、生徒たちは本当に満足できているのか、どうすれば紹介してもらえる教室になれるのか、日々模索している経営者は多いでしょう。
自信を持って教室運営し、多くの生徒を集めるためにはどうすればいいのでしょうか。
そこで役立つのが覆面調査です。
覆面調査によって得られるメリットや活用方法についてご紹介。
実際に依頼して得られる効果やどの会社にお願いすべきかのポイントもお伝えしていきます。
目次
フラワー教室の覆面調査で何がわかる?
覆面調査というと、デパートやレストランでの調査をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし、フラワー教室の運営にも覆面調査は非常に役立つのです。
調査をすることでどのようなことがわかるのでしょうか。
生徒の立場での満足度
フラワー教室で覆面調査をする場合は、生徒のふりをした調査員がやってきて、いつも通りのレッスンを受けます。
調査員は他の生徒と同様の振る舞いで教室を訪れ、今までに教室に来たことがない方、そもそもフラワー教室を体験するのも初めてという方も多いでしょう。
普段の教室で、初めてレッスンを受けに来られる方々と同じような気持ちで、指導を受けます。
普段は、その時生徒がどのような印象を受けたのか、指導がわかりやすかったか、楽しかったか、などの本音を聞くことはなかなかできません。
調査を通じて、生徒の生の声を聞くことができます。
教室にリピーターが増えないと、何か問題があるのでは無いか、どこか改善をしたほうがいいのでは無いか、と不安になってしまうもの。
しかし、運営側の視点だけでは、なかなか根本的な解決方法が見つかりません。
生徒の立場での満足度を知ることで、改善点や課題が浮き彫りになります。
複数名の先生が指導をしている場合は、先生ごとの印象や評価も第三者の目で行えるというのもメリットでしょう。
教室の環境、便利さ
フラワー教室で指導をするプロの先生方は、初心者の気持ちを忘れてしまっている部分があるかもしれません。
設備や道具などの使いやすさや便利さなどはどうなのか、生徒の立場で客観的に判断してもらえます。
また、教室には自分時間を楽しみ、リラックスするためにいらっしゃる生徒も多いでしょう。
それにも関わらず、施設や設備が清潔に保たれていなければ、テンションが下がってしまいます。
フラワー教室のレッスン内容や教え方はよかったのに、教室の清潔面が気になってしまい、悪い印象を持たれてしまっては非常に残念です。
教室全体や設備、道具、水回りなどの清潔さについても調査、評価をしてもらえます。
毎日見ていると、なかなか気づけない汚れや掃除忘れなどがあるかもしれないので、しっかりと調査をしてもらい、現状を把握しましょう。
フラワー教室が覆面調査するメリットと活かし方
フラワー教室が覆面調査をするとどんなメリットがあるのか、それをどう活かしていくべきかをご紹介します。
メリットを存分に活かして、リピーターや新規顧客の獲得を目指していきましょう。
教室の課題を見つけ、改善する
覆面調査によって、フラワー教室の生徒の生の声が聞けるということは、経営者や先生自身では気づけなかった課題が見つけられるということです。
第三者の素直な声は現状の把握となり、普段生徒が口にすることのなかった小さな不満、気になることなどは今後の改善策を立てることにつながります。
覆面調査を行ったら、結果を受け止めるだけでなく、次のステップへと進まなければ意味がありません。
見つかった課題に適切に対処していくことで、リピーターの増加、人気顧客の獲得につながります。
清掃状況や設備面の問題は、簡単に改善できるところから変えていき、そして、先生の教え方や接し方などに課題があれば、マニュアルの見直しを行い、質を向上させていけるようにしましょう。
強みをアピールできるようになる
覆面調査とは、決して粗探しをするものではありません。
調査では、教室自体や先生、スタッフなどの良い面を評価されることももちろんあり、自分たちではさほど気にしていなかった魅力を発見する機会にもなり得ます。
教室の良さ、強みを自分たちでも理解し、今後も前向きに教室運営をしていきましょう。
また、この強みを教室のアピールポイントとして、WEBやチラシなどに載せるのも良いでしょう。
他の教室にはない、自分たちの魅力を把握し、それを維持、向上させていくことが大切です。
覆面調査の依頼と実施
実際に覆面調査を依頼するにはどうすればいいのか、そしてどんな順番で調査は進められていくのでしょうか。
初めてフラワー教室の覆面調査を検討している方向けに、基本的な調査の流れをお伝えします。
調査内容を決める
まずは、フラワー教室側でどのような項目、内容を調査したいのかを考えてみましょう。
例えば、フラワー教室の予約対応、受付などの接客対応、レッスンの内容や指導の仕方などスタッフや先生に対する評価です。
身だしなみに規定がある場合は、それがきちんとできているのかの確認もできます。
その他には、教室の入り口のわかりやすさ、入りやすさ、清潔さなどの設備面での評価も可能。
どんな内容を調査すれば良いかわからなくても大丈夫です。
覆面調査のプロが、基本的な調査内容を踏まえて、それぞれのフラワー教室に合った調査票を作ってくれます。
調査会社の担当者と相談しながら、調査項目と評価基準について擦り合わせましょう。
調査員の選定・研修
調査に向けての本格的な準備をします。
まずは、フラワー教室側でどんな人を覆面調査員として派遣してほしいかを伝えます。
現在のお客様層である方の性別、年齢層などを提示し、普段のお客様への接客を評価してもらうというのが定番の選定方法です。
例えば、「30代〜40代の女性」といったターゲット層であれば、その属性に合った調査員を調査会社が選定します。
調査会社に登録している調査員から募集したり、新たに一般に募集したりして、実際に派遣する調査員を決定。
選ばれた調査員は、調査に参加する前に調査の内容、調査項目などのマニュアルをしっかりと確認します。
調査会社によっては、覆面調査に参加する前に研修に参加したり、テストを受講したりして、それをクリアしなければ調査に参加できないという規定を設けているところもあります。
一般消費者の感覚で調査に参加しますが、責任を持って調査を行います。
フラワー教室での調査実施
実際に覆面調査員が、普通の生徒と同じように教室を予約し、体験に訪れます。
教室の経営者、管理者以外にはいつ、何人の調査員が来るのかは知らされていません。
そのため、フラワー教室のスタッフや先生なども、緊張したり、構えたりすることなく、普段通りに教室を運営し、その普段通りの様子を覆面調査員が評価することが可能です。
教室ではスタッフや先生などとやりとりをしながら、スタッフや先生の対応の仕方を調査。
調査員は教室に参加している間は、調査に関するメモを取るなどの行動はせず、入室から退室までの様子を記憶しておきます。
調査結果、レポートを受け取る
覆面調査員は、帰宅後にすぐに調査票を作成し、数値評価や文章によるコメントなどで、具体的な調査内容をレポートにまとめます。
調査レポートは、クライアントに提出する前に調査会社でチェックをし、コメントが足りない、わかりにくい場合にはフィードバックし、完璧なレポートを完成させます。
この調査員が作成したレポートに加えて、調査会社によっては調査結果の分析レポートなどももらえます。
複数名の調査員を派遣した場合は、その数値を曜日や時間帯ごと、スタッフごとなどで分析することが可能です。
複数の教室を運営しているフラワー教室だったら、店舗同士、エリアごとの比較などもできるので、総合的な戦略を立てる際にも役立つでしょう。
調査結果をもとに、今後の改善案なども提案してくれるサービスも行なっている調査会社もあります。
こうしたレポートを受け取り、今後のフラワー教室の運営に活かしていきましょう。
フラワー教室での調査実施の注意点
覆面調査では、フラワー教室の問題点を見つけて、改善しようという気持ちが強すぎると、悪い方向に向かってしまう場合があります。
どのような点に注意して、調査の結果を受け止めるべきなのかをお伝えします。
調査結果を前向きに捉える
調査の結果は、3段階や5段階などの数値で評価されることが多く、そこに指摘コメントが記されています。
この数値結果に一喜一憂してしまうのはよくありません。
結果を見て、落ち込んだり、ネガティブになったりするだけでは調査の意味がないからです。
数値が低いところがあったり、厳しいコメントがあったりしても、前向きに捉えましょう。
これまで気づけなかった課題が見つかったということが覆面調査の意味なので、この調査をどう今後に活かしていくのかを考えていくことが大切です。
従業員教育のしかたに気をつける
スタッフやフラワー教室の先生に対して、いいコメントも悪いコメントももらうことがあります。
指摘されたことについては、前向きに、今後のために改善していく必要があります。
しかし、調査員に指摘されたことを頭ごなしに注意せず、これから快く改善していけるよう教育していくことが大切です。
指摘された点に対しては、たまたま調査に立ち会ったスタッフ、先生個人の問題として捉えるのではなく、フラワー教室全体の課題として、従業員全体にフィードバックしていきましょう。
もし、いくつもの課題が見つかった場合は、優先順位をつけ、ポイントを絞って改善していくことも重要です。
フラワー教室に適した覆面調査会社の選び方
フラワー教室が覆面調査を依頼する際に、どのような会社を選べばいいのか、ポイントをお伝えします。
ご自身のフラワー教室の様子や調査内容などをイメージしながら考えてみてください。
指導・接客の印象をしっかりと評価してくれる会社
調査会社によって、調査内容や方法は異なります。
フラワー教室での指導や接客をしっかりと評価してくれる会社を選びましょう。
例えば、体験教室での調査実績がある会社やサービス業などの接客の調査実績が多いと、経験や知識が豊富な会社なので信頼できます。
これまでの調査実績数、業種、具体的な例などがあれば、チェックしておきましょう。
指導や接客に対して、様々な項目で細かくチェックしてもらえると、課題が発見しやすいです。
声の大きさ、笑顔、説明のわかりやすさ、質問に対する答え方、身だしなみ、など多くのポイントをチェックした上で、全体的な印象を評価してもらえるような調査が望ましいでしょう。
質や量が適切な調査票・レポート
調査後に、どんな調査票、レポートがもらえるのかを確認しましょう。
数値評価だけでなく、コメントも丁寧に行なってくれると今後の改善に活かしやすいです。
調査票、レポートの例はしっかりと確認しておきましょう。
ただし、丁寧なレポートであれば、コストが高くなってしまう傾向にあります。
それだけの費用対効果が望めるということになりますが、調査票の質や量と料金を比較しながら、予算に合わせて決めると良いでしょう。
また、この調査票・レポートも一般消費者である覆面調査員任せではなく、調査会社が十分にサポート、分析などを行なっている会社は信頼ができます。
より精度の高いレポートがもらえることが期待できます。
フラワー教室におすすめの覆面調査会社3選!
多くの覆面調査会社があり、1からリサーチするのは大変なので、ここでは特にオススメの会社を3つご紹介します。
それぞれの特徴をお伝えしますので、自分たちのフラワー教室に最適の調査会社を見つけてください。
株式会社クロス・マーケティング(旧 株式会社ショッパーズアイ)
現在の課題を洗い出した上で調査ができる
漠然と調査を始めるのではなく、調査の前にフラワー教室と調査会社とでしっかりと相談をします。
現状どのような問題があるのか、どのような課題が予想されるのかを考察した上で、各クライアントにあった設問の設定。
そのため、それぞれのフラワー教室に合った、オリジナルの調査票が作成できます。
無駄がなく、効率の良い調査ができるでしょう。調査後の分析にも強い会社なので、調査結果を有効に活用できるでしょう。
オンラインもOK!様々な方法での調査が可能
クロス・マーケティングでは現地での調査はもちろん、オンラインでの調査など様々な方法でのリサーチを行なっています。
ニーズが増えつつあるオンラインレッスンの調査にも対応可能です。
オンラインレッスンを始めて生徒の満足度や反応が知りたい方、今後オンラインレッスンを始めるべきか迷っている方なども調査を通して、今後の展望について検討できます。
NPO法人日本サービスマナー協会
教育機関向けの覆面調査
サービスマナーに特化した協会による調査で、教育機関向けの覆面調査を行なっています。
教室への入学、体験希望者による電話問い合わせに対する答え方、印象などを調査。
調査するだけで終わるのではなく、マナー研修も行ない、改善に向かえます。
マナーも重要視しているフラワー教室にはおすすめです。
統一基準による調査で強み・弱みがわかる
統一された基準をもとに、40項目ほどのチェックリストを用いて調査を行い、評価をもとに的確なコメントがもらえます。
改善すべき弱みはもちろんのこと、強みも認識できます。
接客のレベルを上げ、生徒たちが満足してくれる教室にすることができるでしょう。
ファンくる
顧客満足度の把握に特化
ファンくるは、とにかく顧客満足度の把握をしたいフラワー教室におすすめです。
現状の教室運営やスタッフ、先生の対応を受けた生徒たちの名前の声を聴くことが可能。
一般消費者が調査に参加するので、フラワー教室での体験を楽しみながらも、プロの調査員よりも消費者に近い目線でアンケートに答えてもらえます。
シンプルな調査なので、調査後平均3日で結果を納品でき、低コストでの調査が可能です。
体験系の覆面調査も行なっている
美容や生活に関する体験系の覆面調査も行なっています。
そのため、調査アンケートの設問も体験向けのものが用意してあり、調査票の内容や項目の設定に悩むことはありません。
初めて簡単な調査をしてみたいなら、良いでしょう。