ミステリーショッパーとして働くなら知っておきたい特徴と注意点

ミステリーショッパーを知っていますか?別名を覆面調査員とも言い、マーケティングには欠かせない存在です。「一体どんな調査を行うの?」「そもそもの歴史が知りたい!」そんな人の為に、ミステリーショッパーの基本情報をご紹介します。一体誰が、どういった目的で調査を行うのでしょうか。知られざる覆面調査の世界を是非知ってください。

 

ミステリーショッパーはどこが発祥?

ミステリーショッパー、いわゆる覆面調査という言葉を知らなくても、「ミシュランガイド」と聞けば知らない人はいないでしょう。フランスのミシュランガイドは1900年に初めて刊行されました。当初はまだ花開き始めたドライブ文化を促進する一環として、ドライバーがドライブを楽しむ為の休憩所やホテル、ガソリンスタンドなどの情報を紹介する為に発行されました。そして1926年には既に、評判の高い店に星を付けるという現代のスタイルが確立されたと言われます。覆面調査の原型がこの時出来たのです。

その後1940年代に入ると、アメリカのある企業が、従業員の内情把握を目的に調査を行ったのをきっかけに、後にミステリーショッピングという言葉が確立されました。これがマーケティングとして覆面調査を使用した最初だと言われています。

その後も次々とマーケティング市場に浸透していき、現在では日本国内においてもあらゆる業界で覆面調査が導入されています。

 

ミステリーショッパーの目的と特徴

ミステリーショッパー(覆面調査)の特徴といえば、匿名で調査を行う、謎に包まれたイメージですが、誰がどういうメリットがあって調査を行うのでしょうか。

調査を依頼するのは調査をされる側、つまり潜入する店側からの依頼が殆どのようです。他には競合他社やメーカー側が商品をどのように扱っているのかを知りたい時にも依頼します。全く関係のない、例えば先に挙げた「ミシュランガイド」のような調査もあります。

どのような目的にせよ、調査会社は依頼者から依頼を受諾すると、その案件に相応しい人材を選び、ミステリーショッパーを現地に派遣します。そして一般客を装い調査を開始。調査後にはレポートを作成し、依頼者側へと渡します。

調査結果をどう扱うかは依頼者の立場によって異なります。自社のサービスの質を図る目的であれば人材教育や経営動向に役立てますし、競合他社であれば他社のサービスや製品を知る事で自社の方向性を決めるでしょう。ミステリーショッパーの存在は世のマーケティングを支える、重要な存在なのです。

 

バレたら即終了!ミステリーショッパーの注意点

覆面調査は文字通り覆面で行う極秘調査ですので、バレたら最後、調査はそこで終了です。もしも従業員が気づいてしまい、平常以上の接客を行ってしまえば、平常のサービスの質を図るという調査の目的が崩れてしまうからです。その為、調査員は怪しまれないよう、細心の注意を払って調査に臨みます。スマホでメモを取るにしても、ずっと俯いて文字を打っていると怪しまれてしまいますので、スマホ1つ扱うにも注意が必要です。要件は出来るだけ頭の中に入れておきます。

その他、調査にあたって細かい指示が調査会社や依頼会社から出されているので、指示に従い全ての項目をチェックしていきます。例えば、「従業員に話しかけて接客態度を見てみる」「料理が提供されるまでの時間を計る」など。うかつにメモは取れないので、調査終了後は直ぐにレポートを作成します。

様々な注意点に意識を向けながら的確に指示に応える、それがミステリーショッパーの仕事なのです。

まとめ

ミステリーショッパーの原型は既に1920年代にミシュランガイドにより形作られていました。その後1940年代に入って以降はマーケティング法として徐々に認知されていき、現代ではあらゆる企業がその手法を取り入れ、活用しています。

覆面調査として働くにはWeb上で調査会社を探し、登録するだけで誰でも簡単になれます。登録後は希望に見合った案件を調査会社が案内してくれますし、自分の都合に合った無理のない範囲で働けるでしょう。研修制度が整っている会社もありますので、不安な人は研修制度の有無を事前に確認しておくのが良いでしょう。

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