クラウドワークス

クラウドワークスのHP

POINT

クラウドワークスは、クラウドソーシングを展開する最大手の会社です。クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数の人に対して仕事を発注するという仕組みです。インターネット経由で、多くの人が企業の依頼したい業務を見ることになります。

企業側には、大量の業務を一人に依頼するよりも複数人に依頼することで早く終わらせられること、コンペ形式の場合はより質の高い仕事をする人に依頼できることなどのメリットがあります。仕事を受注する側も、気軽に仕事ができること、好きな仕事を選んで受注できることがメリットです。

フリーランスで働く人の人口も増えているので、利用する人も増えています。クラウドワークスでは、様々な仕事内容を依頼することができます。クラウドワークス上で覆面調査を依頼することも可能で、調査会社を経由せずに直接依頼することができます。

直接依頼で実現する低コストが魅力

通常、覆面調査は調査会社に依頼をします。調査会社では、自社で雇用しているミステリーショッパーを依頼のあった調査に向かわせます。ミステリーショッパーに対する調査指導や、報告レポートのチェックなど、必要な業務は調査会社が請け負ってくれます。依頼主は調査をするために、実際にかかる費用と仲介料を支払わなくてはなりません。

クラウドワークスでは、インターネットを通じて依頼主と仕事をする人の仲介をします。覆面調査をしたいと考えた企業が、直接ミステリーショッパーになってくれる人を募集することができます。クラウドワークスに支払うのはシステム利用料のみなので、自由な金額で覆面調査員に対する報酬を決めることができます。調査会社に依頼するよりも低コストで覆面調査を行うことができるのが大きな強みです。

 

調査員の質は自己責任

クラウドワークスは、クラウドソーシングを展開している会社ですので、基本的には依頼主と仕事をする人を繋ぐ役割しかしません。通常、調査会社に覆面調査を依頼した場合には、調査会社が調査完了までの様々な役割を代わりに行ってくれます。例えば、調査員の募集と選定、調査員に対する指導や研修、結果報告レポートの書き方や内容に関する指導などです。これによって、依頼主は完璧な調査結果を得ることができます。

一方でクラウドワークスを利用して覆面調査を行う場合は、ミステリーショッパーの募集と選定はもちろん、採用した調査員に対して調査対象となる店舗の説明、調査内容の説明、チェックしてほしいポイントや報告レポートの書き方などを自分で伝える必要があります。調査員の質や、調査結果の画一性などは保証されず、場合によっては満足のいく結果が得られるとは限らないのが弱みです。

 

クラウドワークスの総評

ここまで、クラウドワークスを利用して覆面調査を行う場合の強みと弱みについて見てきました。クラウドワークスでは、依頼主がインターネット上に行ってほしい業務を提示することで、多くの人がその仕事をしてくれるという仕組みを提供しています。

この仕組みによって、より多くの人が依頼した業務に取り組んでくれたり、より質の良い仕事をした人を採用することができるというメリットがあります。クラウドワークスで覆面調査を行う場合には、調査をしたい企業が、直接調査員となる人を採用する形になるため、クラウドワークスに支払うのはシステム利用料のみとなります。

これによって、低コストで覆面調査を実施することができます。とにかくコストを抑えたいという企業にはうってつけですね。ただし、調査員の質や調査報告については、企業が直接ミステリーショッパーに対して指示を出さなければなりませんので、調査の質の面で不安が残るのが弱点です。

しかし、仕事をする人を慎重に選んだり、明確に事前の指示を出すことでこの問題は解決できます。コスト重視の覆面調査を考えている企業にはおすすめです。

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