ミステリーショッパーの仕事はどの位の謝礼がもらえるの?利点は?

ミステリーショッパーに興味がある、これから始めてみたいという方が、まず知りたいのは「謝礼」についてではないでしょうか。実際にミステリーショッパーは稼げるのか?稼げないのか?気になる所ですね。そしてキーワードの様に「お得」という言葉が付いて回るのも、この仕事の特徴と言えるでしょう。その謝礼とお得について、また仕事には付き物の「失敗」事例についても、詳細に解説いたします。

人気の飲食・販売店の場合、相場は?

現在、ミステリーショッパーを扱う調査会社はかなりあります。その会社ごとに謝礼のシステム、金額は違いますが大体で相場を出すと、飲食の場合は数百円から数千円程度だと思われます。これは交通費、実際の食事代を差し引いた後の残金です(飲食代でマイナスを出さなかったとして)。ただ、交通費がかさむと、マイナスになる事もあるそうです。

謝礼金額の設定は、例えば居酒屋で2名分の客単価が目安となる場合やその店の一人分の平均飲食代が目安になるものなどが割と多い様です。ただし、指定注文金額や指定メニューなどがあるので、例えば2人で6千円が出ても指定された注文金額が4千5百円なら残金が1千5百円であり、その残金から交通費を出さなくてはなりません。この場合、2人分ですので交通費も2人分含まれています。因みに、飲食店の調査は2人連れ指定が多いとの事です。

この交通費が以外とネックになる場合が多い様で、あまり遠くの案件に応募してしまうと交通費がかさみマイナスを出してしまいます。逆に近所の案件なら交通費がほぼ掛からないので、食事代+残金が謝礼という事になる訳です。通常では、交通費が別途支給される案件はほとんどナイという事です。

中には、高謝礼と言われる調査会社で「100%還元」というものがあり、それはレポートの提出後に飲食代が全額返って来るそうです。こういったものは結構まれで、ほとんどは飲食代の「補助金額」的な要素が強いと言われます。ただ、場合によっては応募者数で金額が変わる事もあるそうです。つまり応募者数が多ければ金額が安くなり、応募者数が少なければ金額が高くなるという事です。ですが100%還元なら、少なくても飲食代が完璧に無料ですので、そこで足を出してしまう心配は要らない訳です。

販売店も大体に於いては同様の仕組みで、指定の商品を購入した残りが謝礼+交通費となります。こちらの場合は、一人指定での調査が多いと聞きます。

こうして考えるとミステリーショッパーの飲食店や販売店調査の相場は、食事代、或いは商品代=謝礼と考えた方が無難かもしれません。多少、心づくし的金額が手元に残ったとしてもお小遣い程度だそうですので、そこを理解した上で楽しんで仕事をする事が必要だと思います。

無理して遠出はせずに、近場の行き慣れた飲食店だったり、行ってみたいレストランだったり、そして好きなブランドのコスメ・アパレルなどがある調査会社に登録し、応募してみましょう。食べたくもない飲食をしたり、欲しくもない商品を購入したりは、結果的に損した気分になってしまうものだと思います。ましてや遠方へ遠征し交通費で足を出てしまい、レポートに時間を掛けた、では大損の気分に陥ってしまいますから…。好きな食事やお気に入りの商品が、すごくお得に試せるという楽しむ気分が仕事を完遂させる秘訣だと言えましょう。

給料ではなく「謝礼」の意味

皆さんが思い描く「給料」のイメージとは、毎月決まった日に、労働の見返りに雇用主から受け取る報酬、という様なものではないでしょうか。ですが「謝礼」はそれとは別物で、感謝の気持ちとして贈られる金品です。つまり謝礼は給料ではナイという事を理解しておく必要があります。毎日決まった仕事がある訳ではありませんし、応募にしても調査会社の専属にしても、選ばれて初めて仕事を手にするという業務システムです。従って毎月の収入も定期的ではナイという事になります。

ですが、利点が多いのも事実です。考え方として、日常生活の中で自分の好きなペースで取り組め、様々なサービスにも巡り合え、貴重な体験を通して企業の改善を推進するお手伝いもでき、そして「会社の改善に手を貸して頂き、しいては、より良い会社、及び社会作りに貢献して頂き感謝しております」という企業側の気持ちの表われが、結果として、食事代や商品代が無料、或いはお得になり、ポイントやギフト券にもなるという事です。

ここをシッカリ踏まえておけば、通常支払っていた外食費やレジャー費、また美容費などを上手に浮かせて節約に活用する事もできると思います。中には、より生活に密着した食料品の宅配サービス、ドラッグストアー、ガソリンスタンドなどの調査を選択し節約に生かしている人もいますし、マイルに交換して家族旅行を目標に頑張っている人もいます。ガンガン稼ごうと考えている人には不向きだと思いますが、育児・介護などで外に出て働く環境にない人も、隙間時間を有効活用したい人にも中々に魅力のある職業と言えるのではないでしょうか。

因みに、調査会社により種類はマチマチですが、マイルの他にもギフト券や好きな商品と交換する事も可能だという事です。

謝礼がもらえない残念なケースとは

ここでは良くありがちなミスを、調査会社自体が警告として出している例を中心にお伝えしますので、良く確認して活用して頂ければと思います。

まず、多いのが写真の撮り方のミスだと言います。提供直後の写真を撮らなくてはいけません。つい一口食べてしまった、調味料をかけてしまったら非承認となってしまいます。他にも、苦手なモノを抜いてもらった料理だとか、糖質制限などで量を減らしてもらったモノもNGです。指定料理は通常通りに注文しましょう。撮る際には、器ごと丸々収まる様に写して下さい。体験談に、器の端が切れていただけでNGになった例も挙げられていますので。

次にウッカリミスが多いのは、支払いについてです。支払い指定が現金なのか、現金またはクレジットカードでもOKなのか、支払い方法が自由なのかを必ずチェックし忘れる事のない様にしましょう。退店間際で気を抜いて非承認となってしまっては、本当に残念な結果に終わってしまいます。と同時に、クーポンの使用についても確認が必要です。案件によってはクーポン不使用の条件がつく事もありますので、注意は怠らずに。

そして、たまにあるケースだそうですが、レシート記載の日時などが間違っている事もある様です。レシートを受け取ったら即、確認して下さい。チェック項目は「日時」「指定メニューが記載されているか」「人数」という事です。付随して気をつけたいのは、必要となるのはレシートで領収書ではないという事例。個人的に領収書が必要だからといって領収書を発行してもらうと、大体の店舗は領収書とレシートの2重発行はしてくれませんので、その時点でレシートは取り上げられてしまいます。店側にすれば、正当に領収書を発行した証拠としてレシートを残す訳です。

他に、良くある調査し忘れの例で「トイレの調査」「店員さんの名前」「店員さんへの質問」「電話予約」などがあるそうです。指示書の細かい所も入念に確認しておきましょう。

あと、こちらは非常に特殊なケースだと思いますが2例をご紹介します。1例目は、飲食店の覆面調査なのに料理をテークアウトして持ち帰り、自宅にて試食しレポートを提出したという事案です。そして2例目は、友人2人が同じ店舗の調査に当選した為、連れ立って入店し、2人で食事をした後に別々のレポートを提出した事案です。この場合、指示人数が例え2人連れでとあっても、当選した人、一人につき一組ですので都合4人となりますね。当然どちらの事案も完璧なアウト事例ですので、一応頭の隅に入れておいて頂ければと思います。

まとめ

仕事に限らず何事にも「向き・不向きは」は当然あります。ですが、その一因に「慣れ・不慣れ」という要素も関わっているでしょう。

長期間ミステリーショッパーを続けている方も「最初、緊張するのは当たり前。レポート作成にも時間が掛かる。でも慣れれば調査のツボを覚えそれ程の緊張はなくなるし、レポートもツボを押さえ時短で書ける様になる」と言います。

どうも「稼ごう」と思う方は、最初から高謝礼の案件ばかり狙い過ぎたり、調査も力んで空回りしてしまったりの傾向がある様です。慣れるまでは楽な案件をこなそう…という一見お気楽な姿勢も、仕事が長続きする秘訣なのではないでしょうか。手を抜かず肩の力を抜く、という事の様です。

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